買っただけでずっと観ていない『白いカラス』を観始めた。アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン。純粋な英国人のアンソニー・ホプキンスが演じたハンニバル・レクター博士もユダヤ人だが、この大学教授もユダヤ人だ。何故かユダヤ人をよく演じるアンソニー・ホプキンス。
posted at 19:14:44
ニコール・キッドマン「ねぇ、はっきり言っとくわ。同情して欲しいならどっか他を当たって…あたし同情はしない…」 アンソニー・ホプキンス「あぁ…」
posted at 19:53:43
でホプキンスが部屋に入ると素っ裸のキッドマンがベッドにいる。「はーい」 「やぁ…」(全てカットで終わった後)「悪く取らないでくれる。もう帰って。ただ単に朝隣にして欲しくないから。相手が誰でもそう」
posted at 19:58:01
難しい、哲学的な映画だ。
posted at 19:58:22
「こう考えてたの、あたしはカラスだって」「何故カラスだと?」「うふ〜ん、ダメっ、あなたは?」「あたしなんかと愛し合って…」「やってでしょ」「老人とやって満足か?」「うふ…完璧ね。当然よ」
posted at 20:03:11
さっぱり分からん。さっすがシェイクスピア俳優。
posted at 20:03:50
「身の上話をお望み?」「うん」「昔は裕福だったの。あたしの父は金持ちで使用人もいた。お嬢様よ…信じない?」「信じるとも」「両親は離婚して母が再婚したの。新しい父親が手を出して来た。夜本を読んでやるからと部屋に入って来て…そのうち中に指を…」「もう、やめよう」「ダメ、聞いて」
posted at 20:09:37
「悔しくて母に言ったけど信じなかった。14で家を出てフロリダへ行ってからというもの色々やったわ。でもね、あたしみたいな女は何とかなるの。物は持たず身軽に…」
posted at 20:13:54
「あは〜ん、いい〜、素敵〜」
posted at 20:14:21
と、ここで別れた亭主が現れたらしい。
posted at 20:14:54
「しつこく私につきまとうの」「まかせとけ、元ボクサーだ」「ダメよ、危ない奴なの。ベトナムへ従軍したせいで、おかしくなって…しょっちゅう殴られた…二日間意識不明になったこともあるの」
posted at 20:18:14
だが別れた亭主はいない。
posted at 20:18:30
別れた亭主が現れキッドマンが呼んだ警官達に取り押さえられる。
posted at 20:27:37
「くそぉ!分かってるのか!俺はベトナム帰りだぞ。お前ら、国家の英雄に何しやがるんだ。冗談じゃねぇ、地獄を見て帰って来た俺をゴミ扱いする気か〜!も〜沢山だ〜!やめろ〜!」
posted at 20:30:38
シェイクスピアみたいな映画だ。映像がなくても、俳優がいなくても、脚本だけで、ある程度内容が分かる。
posted at 20:33:51
あ…黒人学生を人種差別したと陥れられて大学を追われたコールマン教授が高校生の頃の家…みんな黒人だ…兄さんも妹もお父さんもお母さんも…全部黒人だ…あ…あ…あ。ユダヤ人じゃなかったんだ。
posted at 20:42:58
これはアンソニー・ホプキンスでないと無理な役だ。役の上では72歳という設定、ニコール・キッドマンは34歳という設定。
posted at 20:52:54
54年間という時間の中を話が行き来している。ついていくのが大変だ。
posted at 20:54:38
なんだ、この映画…大学時代に話が戻って彼女が彼の前でストリップをやるのだが難しい主題の映画なのに無修正じゃないか。何だかまた段々解らなくなってきた。
posted at 21:00:11
ニコール・キッドマンが涙を流しながらカラスに話しかけている。籠の中のカラス。人に飼われていたので鳴けないカラス。鳴けないので仲間からイジメられているカラス。
posted at 21:11:53
@swan_day 『白いカラス』です。http://t.co/pfTmsAYW まだ観ている途中ですが感想が想い浮かびません。観て損にはならないと思うのですがなんといえば良いのやら…
posted at 21:14:28
観終わった。映画というのは終わり方が重要だと私は思っているのだが、これはあまり良い終わり方ではない。だがこういった終わり方の映画の方が印象に残るのだろう。今までもそうだった。‐完‐
posted at 21:26:10